【ドラフト2020予想〜楽天〜】1位は早川?高橋宏斗? 左腕不足を解消せよ!
10月26日(月)に行われる2020年ドラフト会議。それに先立ち各球団の1位指名と外れ1位候補を予想するコーナー。
今回は東北楽天ゴールデンイーグルス編!
投手中心の指名が有力か
10月19日終了時でチーム打率・チーム得点数はリーグ1位と、ここ数年の補強、育成が上手くいっている野手陣。
それに対しチーム防御率はリーグ5位、被安打数はリーグワーストと明らかにディフェンス面で足を引っ張っている状況。
こういった点を考えると即戦力、またはそれに近い投手を指名するだろう。
本命予想としては
・早川隆久(投手/早稲田大学)
そして対抗予想には
・高橋宏斗(投手/中京学院大中京)
があがってくる。
競合覚悟で早川入札へ
14日(水)に開かれた楽天のスカウト会議後石井GMは「投手2人・野手1人」に1位指名を絞ったと公表。続けて上記の早川、高橋の名前を挙げ指名を示唆した。
また、下記の表を見ていただきたい。
20代前半の投手が少なくなっており、特にサウスポーは2人しか在籍していない。また今季1軍で投げた左投手の6人のうち松井裕樹以外の5人は防御率4点以上。松井も3点代中盤と圧倒的左腕不足である。
そうなってくると当然即戦力であり、尚且つサウスポーである早川に指名がいくのではないかというのが私の予想だ。
ただもう1人の候補・高橋の可能性も捨てきれない。
ここ数年、高卒投手の指名があまりなく若手投手が少なくなっている。また石井GMが「即戦力に近い」と高橋を評価しており、1年目からある程度計算できる投手として候補にしている可能性もある。そういった場合、より競合が少ないであろう高橋を指名するのではないか。
また同じく1位指名候補の「野手1人」というのは公言はされておらず、近大の佐藤だと予想が多い。しかし、辰己・小深田と2年連続で即戦力の左打者を1位で獲得している為、指名の可能性は少ないと判断した。
外れ1位はこの選手!
早川・高橋を外した場合、投手を指名するのはもちろん、若手が少なくなってきている内野手を指名する可能性も含まれると予想。
他球団と同じく3人の候補を紹介していく。
1人目は
・鈴木昭汰(投手/法政大学)
身長は175cmと決して大きくはないが、直球は最速152㌔をマーク。左腕では早川の次に完成度が高いと言われ、この1年で球速が10㌔近くアップするなどまだまだ伸び代も十分。手薄な左腕を求めて獲得するのではないか。
2人目は
・中森俊介(投手/明石商業)
高橋と並び高卒投手で注目されている右腕。12球団がマークしており2巡目には残っていない可能性が高く、高卒投手が少ないチーム状況なので獲得しにいくのではないか。また明石商業の先輩捕手である水上桂が在籍している事も指名の追い風になるだろう。
3人目は
・井上朋也(内・外野手/花咲徳栄)
若手内野手が少なくなっていて、チーム全体で見ても右打ちの内野手が少ない。そうなれば、野手の外れ1位候補はこの選手しかいないだろう。
高校通算50本塁打とパワーは申し分なく、1年夏から甲子園で活躍するなど経験も豊富。
確実に獲得候補には入っているだろう。
以上が楽天の1位指名予想である。
捕手は獲得しないとも公言しており2位以下も投手中心の指名となる可能性が高い。来季8年ぶりの日本一に向けてどのような使命が行われるかが楽しみだ。
次回は千葉ロッテマリーンズ編!